2009年10月05日

「里山」を守るごとくに


創造館は、「里山」のようなところである。


人を育てる「田圃」として位置づけることもできるだろう。

現に、「育てる場」があり、

「育てる苗」があり、

「育てる人」が居て、

そして「大きく実り」を作っている。

その実りは、「一粒の種」となり、

それが、なんども繰り返されている。

「一粒の種」は、万倍の実りになっていく。


また、


里山にある「野の池」でもある。

雨水や流れ込んだ水が溜まる。

そして、農業に必要な水が蓄えられる。

そこでは、数多くの命のつながりも

動物、植物を問わず、ひろがる。

最近、その池を埋め立てることが多いが、

ポンプに頼らず、祖先が米作りや畑を維持できたのは、

「野の池」があればこそ。

多くの命が育ち、

人の子どもも、そこで、「命のありのままの姿」を学んできた。


またそれが必要になることもあるだろうに・・・。

一度壊されたものは、簡単に戻すことはできない。



創造館は、滋賀県民にとっての「田んぼ」であり「野の池」である。

お金の価値に置き換えることはできない大切なものなのだ。




世話人 檀原弘行



Posted by 存続願人 at 13:59│Comments(0)
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