「里山」を守るごとくに

存続願人

2009年10月05日 13:59



創造館は、「里山」のようなところである。


人を育てる「田圃」として位置づけることもできるだろう。

現に、「育てる場」があり、

「育てる苗」があり、

「育てる人」が居て、

そして「大きく実り」を作っている。

その実りは、「一粒の種」となり、

それが、なんども繰り返されている。

「一粒の種」は、万倍の実りになっていく。


また、


里山にある「野の池」でもある。

雨水や流れ込んだ水が溜まる。

そして、農業に必要な水が蓄えられる。

そこでは、数多くの命のつながりも

動物、植物を問わず、ひろがる。

最近、その池を埋め立てることが多いが、

ポンプに頼らず、祖先が米作りや畑を維持できたのは、

「野の池」があればこそ。

多くの命が育ち、

人の子どもも、そこで、「命のありのままの姿」を学んできた。


またそれが必要になることもあるだろうに・・・。

一度壊されたものは、簡単に戻すことはできない。



創造館は、滋賀県民にとっての「田んぼ」であり「野の池」である。

お金の価値に置き換えることはできない大切なものなのだ。




世話人 檀原弘行